2022年11月5日に発売されたSwitch版のIt takes twoのプレイレビューです。このゲームは2人プレイ専用です。私はオフラインプレイで画面を2分割してプレイしました。オンラインプレイでも、1人がソフトを購入すればもう1人はフレンドパスをダウンロードするだけでプレイ可能です。Switchの他に、PS5/PS4,Steamでプレイできますが、異なるプラットフォームでのクロスプレイはできないので注意してください。ミニゲームで寄り道をしつつ、クリア(エンディングを見る)までのプレイ時間は14時間でした。
こんな2人におすすめ
・両方がゲーム好きのカップル、仲の良い友人
・アクションが得意
・アメリカンでポップなキャラクターが好き
・ストーリーを楽しみたい
・2人のプレイスキルに大差がない
It takes two ってどんなゲーム?
離婚寸前の夫婦であるメイとコーディが主人公です。娘のローズがDr.ハキム(自己啓発本)に両親の仲直りを願ったことで、2人は人形に変えられてしまいます。元に戻るために、仲直りをするために。2人は家の中を探検して問題解決のためのピースを探します。
協力してステージを進めよう
片方が足場を用意して、その上をもう片方が進むなどステージ内には2人で協力しないと進めないギミックが数多く用意されています。息を合わせて一緒にプレイしましょう。
ステージによって使用できるアクションが変化する
ステージの切り替わりで使用できるアクションが変更されます。アクションの種類も豊富で、一度使用したアクションがもう一度でてくることはありません。
メイが前衛、コーディが後衛

このゲームはプレイするキャラクターによって使用できるアクションが異なります。メイは前衛、コーディは後衛のアクションを振り分けられることが多いです。プレイ難易度としてはコーディ側の方が若干高めの印象を受けました。

コーディは飛び道具を扱うことも多い。ゲーム慣れしてる側がコーディを操作する方が良いかも?
各所にミニゲームが用意されている
各所にストーリーには大きく関わらないゲームが用意されています。ミニゲームの数は25種類もあります。それぞれ数分で楽しめるので息抜き程度に遊びながら進むのがおすすめです。
良い点
1本のゲームで色々なアクションを楽しめる
アクションは多種多様で、似通ったものはなくやりごたえがあり、かなり楽しいです。基本は3Dアドベンチャーですが、「ディアブロ」のようなハクスラ系アクションになるステージもあります。
2人同時にロストしない限りゲームオーバーにならない
ボス戦以外はステージから落ちてもその場に戻されるだけです。ボス戦のみ少し特殊で、体力がなくなった際にもう片方が生き残っていればゲームは続行となります。倒された側もボタン連打することで体力を回復し、ボス戦に復帰することができます。このシステムのお陰で、アクションの難易度が高くても詰まって進まないことは少なかったです。
協力して進むのでうまく行った時の達成感が高い
道中のギミックでは2人で協力することを要求されることが多いです。息が合わないと難しいところもありますが、その分うまく行ったときの爽快感は格別です。
悪い点
ストーリーが急に終わる
後半のストーリーよりも前半のストーリーの方が丁寧に描かれているという印象も受けました。それに加え、最後のステージにはボス戦がないのもあって、まだ続きあるかな?というタイミングであっさり終わってしまいました。
うまくできないと喧嘩になるかも
落ち着いてプレイしないとすぐにはクリアできないアクションもあります。何度プレイしても上手くいかないと喧嘩になることもあるかもしれません。仲が良く穏やかにプレイできる2人で遊びましょう。
評価が分かれる点
キャラクターによって割り当てられるアクションが異なる
メイとコーディは使用できるアクションが異なります。プレイヤーのアクションの得意不得意で割り当てが決められるので私はむしろありがたかったのですが、やりたいアクションが被ると譲り合う、または2週するかしか選択肢が無いです。
アクションの難易度が高め
2人同時にロストしない限りゲームオーバーにならないとは言え、このゲームのアクション自体の難易度が高めです。協力しないと進めない所も多いので、普段ゲームしない人や、アクションゲームが極端に苦手な人とプレイするのは難しいです。普段よくゲームをプレイする2人であれば程よく楽しめる難易度だと思います。
ゲーマーな2人におすすめのゲーム
普段からアクションゲームをよくプレイする2人ならかなり楽しめるゲームだと思います。ボリュームもマルチプレイ専用ゲームとしては大きめなので、是非プレイしてみてください。