今回はヒューマンフォールフラット(HUMAN FALL FLAT)のフレンドとのマルチプレイに基づくレビューを行います。現在の総プレイ時間は10時間で、プレイ可能人数は1〜8人です。
こんなグループにおすすめ
・個人個人でプレイスキルに大きく差がある
・協力してプレイを進めたい
・長時間みんなでプレイできる
・不自由を楽しめる
・上限4人くらい
HUMAN FALL FLATってどんなゲーム?
基本的にはゴールにたどり着いてステージをクリアしていくことが目的です。協力してプレイできるので、複数人で遊ぶのにもおすすめのゲームです。
Switch版の場合、「はじめる」から「インターネット通信」を選択したあと、ZR/SRを押してフレンドを選択するとフレンドの立てたサーバーのみがリストに表示されるようになります。ホストはプレイ人数を遊びたいフレンドの数で制限しておけば、フレンドのみでステージを楽しむことが可能です。
ふにゃふにゃのヒューマンを操作してゴールを目指そう!
プレイヤーが操作するのは人形のようなキャラクター、「ヒューマン」です。ヒューマンの操作には独特の癖があり、走っていてすぐには止まれず、何かをよじ登るときにもコツが必要です。いままでプレイしてきたゲームの中で最も動かしづらいキャラクターかもしれません。ヒューマンをうまく操作しながら、ステージを進んでゴールを目指しましょう。
ステージにはたくさんのギミックがある
ステージには様々な構造物やギミックがあり、それらを組み合わせて先に進んでいきます。1人では進めづらいギミックも、みんなで協力すれば簡単に進めることもあります。
進めなくなったらヒントブロックを持ってみよう
進め方がわからず同じ場所でとどまっているとヒントブロックが出現することがあります。ヒントブロックを持っている間、近くにスクリーンが表示されて先へ進むためのヒントが映されます。どうしても困ったときは参考にして進めましょう。
良い点
ステージ攻略に複数のやり方がある
ギミックの攻略方法ステージの進み方は複数の答えが用意されている箇所が多いです。うまく進めないときは他のやり方やルートを探してみましょう。
複数で協力すると進めやすい場所が多い
先述したとおり、ソロプレイでは難易度が高く難しい場所も、協力することでかなり進めやすくなる場所が多いです。協力して難しいステージを進められるのがマルチプレイの醍醐味だと思います。
ステージ数が豊富
発売されてからかなり時間が経過していることもあり、ステージ数が豊富です。2024年6月現在で基本ステージは12個、エクストラステージは10個あります。全てクリアするまでにはそれなりに時間がかかるでしょう。
悪い点
ギミック攻略で順番待ちが発生する
ギミックの中には、どうしても1人ずつで進まないとうまくいかない場所もあります。いくつも並列でギミックが用意されているわけではないので、1人ずつギミックをプレイするのに順番待ちが発生してしまう場合があります。プレイヤーが4人までなら待てるレベルですが、それ以上の人数でプレイすると待ち時間がストレスになります。
ステージの途中でセーブできない(マルチプレイの場合)
このゲームは、1つのステージ攻略に1時間以上かかることが多いです。マルチプレイの場合、一度やめてセーブした地点からプレイすることができず、ステージの最初からに戻ってしまいます。
接続が切れるとステージの初めから
ホストのインターネット接続が切れると再度ネットに繋ぎなおす必要があります。この際もステージは最初からやり直しになってしまいます。2回同じギミックをプレイするのは苦痛に感じるかもしれません。
評価が分かれる点
操作の癖が強い
ヒューマンは思った通りには動いてくれないことが多いです。操作しづらさも含めて楽しむゲームなので、思い通りにプレイキャラクターが動かないとストレスという方には向きません。
誰か一人がクリアするとギミックがスキップされる場合がある
ステージにはいくつものチェックポイントがあり、大抵1種類のギミックをクリアしたところでセーブが入ります。画面外に落ちたり、「チェックポイントにワープする」を選択すると一番最新のチェックポイントに移動します。そのため、1人がギミックをクリアしてセーブが入ったあと、他の人が画面外に落ちてしまうと最新のチェックポイントに強制的に進んでしまいます。アクションが不得意な人が多く全て協力しながら進む場合はありがたい機能です。しかし、全員がそれぞれギミックをクリアしようと思ってもできない場合があります。
ゲーム慣れしてなくてもマルチなら楽しめる
ゲームに慣れているかどうかの差がつきにくく、プレイスキルがなくても協力して進めるところが多いゲームです。誰とでも楽しく遊べると思います。